1954-03-19 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号
それで私どもは、それならばESSの政策は、原油優先主義で、すなわち製油所を保護するのであるか、製油所は関税法によつて保護されておるのであるが、それを逸脱して、外貨の割当までも、外貨を原油のみに与えて、いわゆる割当の方法によつて、製油所を保護するのであるかということをきつく質問したのでありますが、そういうことはないということを言われたのです。ところがそういうことが一年半も続きました。
それで私どもは、それならばESSの政策は、原油優先主義で、すなわち製油所を保護するのであるか、製油所は関税法によつて保護されておるのであるが、それを逸脱して、外貨の割当までも、外貨を原油のみに与えて、いわゆる割当の方法によつて、製油所を保護するのであるかということをきつく質問したのでありますが、そういうことはないということを言われたのです。ところがそういうことが一年半も続きました。
私としては、製油所保護主義ですか、原油優先輸入主義ですかということをGHQに盛んに聞いたのですけれども、そういうことはない、自由にやるべきものだと言いつつ、実際は原油のみに割当てて原油優先主義をとられたわけであります。